「働く」を考える|ワーキングマザーの悩み「時短勤務」を乗り越えるには?


ワーキングマザーの悩み「時短勤務」を乗り越えるには?

  • 2015年5月11日
  • カテゴリ 働く女性


  • ワーキングマザーの悩み


    子育てや家事と仕事を両立するために、時短勤務で働いている女性たちへ。きっと毎日忙しいことでしょう。しかし、時短勤務は通常の社員よりも早く退社する点などで、肩身の狭い思いをしている人も多いのでは?そこで、ワーキングマザーならではの時短勤務にまつわる悩みを解決するために、ある女性の体験談を元に対策を探っていきましょう。

     

    「職場への配慮も欠かさずに、ある程度割り切ることで時短勤務の時期を乗り切った」

    田代恵さん(35歳/仮名)

    短大卒業後、大手旅行会社に勤務。添乗員や内部業務などに就いていたが、結婚、出産、育児とライフイベントを一通り経験。産休や育児休暇を取った後、職場復帰したが、しばらくは時短勤務で子育て中心の生活を送る。しかし、時短勤務では、なかなかこれまで通りの働きができず悩んでいた。

     

    時短勤務が引き起こす悩み

    田代さんは、妊娠が発覚してから、出産、育児と進む中、「仕事を続けたい」という一心で会社の福利厚生制度を利用することにしました。すべてが順調にいくと思われたものの、時短勤務の壁に直面します。無事職場に復帰できたことは良いものの、子育てとの両立はもちろん、社内での立場や人間関係に大きな困難が伴っていったのです。

     

    時短勤務はどうしても、これまでと同じ仕事量で、より責任の重い仕事をこなすのは難しいところがあります。また、他の社員よりも早く上がることによって申し訳ない気持ちもありますし、実際、自分が早く帰ることで他社員のスケジュールに直接影響が及ぶことも。一般社員にとって、時短勤務ママはときに“わずらわしい存在”と感じてしまうことがあるでしょう。また、知らないことも増えるので、孤立していると感じてしまうこともあります。

     

    時短勤務を乗り切るコツは?

    田代さんも、その悩みに苦労したママの一人でした。いつ子供に何が起きるかわからないという心配の中、人一倍人間関係に気を遣い、仕事も責任もってこなさなければならないからです。

    そんな時短勤務を、田代さんは旦那さんのサポートの元、次のようなポジティブな考えを持つことで乗り越えることができました。

     

    ・会社を毎日早く上がる申し訳なさより、子供の安全・世話を一番に考える。

    ・子供はそもそも何が起きるかわからない存在。急に出勤できなくなったり、早退をせざるをえなかったりする状況は、ママたち全員の身に起こり得る日常茶飯事のこと。

    ・子育てと仕事の両立をしっかりと実践することで、社内のロールモデルになれる

    ・ワーキングマザーとしてのプライドを持つ。任せられた仕事は割り切ってプロとしてしっかりこなして帰る

    ・社内にいる時間が限られているのだから、情報共有が遅くなるのは当たり前。「孤立している」とネガティブに捉えない

    ・周囲へ申し訳ない気持ちや気遣いは大事だが、暗くならず、明るくテキパキ仕事をこなす。そのほうが見ている周囲も気持ちいい!

     

    家族の協力も必要

    田代さんは、すべてをポジティブに捉えることや、何のための時短勤務なのかをよく考え、子供の世話を重要視することで時短勤務を乗り越えました。しかし、やはりその背景には、旦那さんの子育てや家事への協力が欠かせなかったといいます。

     

    例えば、田代さんが帰宅後、夕食の支度をしている間に、旦那さんに子どもをお風呂に入れてもらう、朝のゴミ出しを任せるなどの仕事面の他、精神的にも会社でのできごとを吐露するために夜、面と向かって話し合う時間を作るなどを実践したのです。

     

    時短勤務は、会社の人たちに少なからず負担がかかります。しかし、それでも、子育ては重要だということです。この点を理解し、周囲への気遣いと、ポジティブで強い母としてお手本になれるようにふるまうことが、一番の解決策といえそうです。

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